パパの育休

目次

  1. パパの育休
  2. がるぼママのエピソード
    • パパと相談
    • 3ヶ月の育休取得
    • パパが育休を取って良かったこと、悪かったこと
  3. まとめ

こんにちは、子育て支援チームがるぼです。
このコーナーでは、がるぼの先輩ママより、妊娠・出産・育児に関するエピソードをお届けします。

今回のテーマは、”パパの育休”です。

パパの育休

赤ちゃんの誕生に合わせて、パパやママがお仕事をお休みする育児休業の制度。
みなさんの家庭では、どのように考えますか?

イクメンという言葉が生まれ、パパの育休取得も少しだけ身近になってきたでしょうか。

しかし厚生労働省の調査では、男性の育休取得率は7.48%にとどまるとしています。(「令和元年度雇用均等基本調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r01/06.pdfより)

パパが育休を取ると、どんな良いことがあるのでしょうか。
がるぼママのエピソードをご紹介します。

先輩ママのエピソード

がるぼママが長男出産時には里帰りをしていたため、ひとりめでパパは育休を取得しませんでした。
そしてふたり目の出産時には、パパも3ヶ月間の育休を取得しています。

この3ヶ月間は、振り返ってみると本当に貴重な時間だったと実感します。
みなさんの参考になれば幸いです。

パパと相談

がるぼパパの会社では、男性の育休取得者がちらほら。
上司も小さなお子さんを育ている方だったこともあり、育休取得については協力的な雰囲気がありました。

夫婦で相談した結果、里帰り出産ではないこと、1歳半上の長男の面倒もあることなどから、思い切ってパパも育休を取得することになりました。

事情を汲み入れて業務の調整を行ってくださったパパの会社のみなさまには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

3ヶ月の育休取得

パパの育休は、業務の都合も考慮して3ヶ月間に決定。
必ず予定日に生まれるとも限らないので、パパは早めの引き継ぎを心がけていたようです。

結局半月ほど出産が早まったため、パパが育休を取得し始めたのは産後1週間ほど経ってから。

パパ・ママと、長男・次男の4人での生活がスタートしました。

長男は日中保育園に通い、赤ちゃんとパパママの3人で過ごす時間が多くなりました。
育児もふたり目となると慣れている部分も多く、かなりのんびりした3ヶ月間を過ごすことができたと思います。

逆に、もしパパが育休を取っていなかったら…

日中新生児とずっとふたりきり。
首も座らない新生児を連れて、長男を保育園に送り迎え。
その後0歳と1歳半の赤ちゃんふたりを、長時間ひとりで面倒をみる…。

ちょっと耐えられなかったかも、とさえ思います。

パパが育休をとって良かったこと、悪かったこと

良かったこと

パパが育休を取って特に良かったのは下記3つです。

  • 家事・育児を分担できた
  • 赤ちゃんの成長を日々ふたりで確認できた
  • 不安を共有できた

抱っこ、授乳、オムツ…の無限ループな毎日の間で、こなさなくてはならない家事。

もしパパがお仕事をしていたら、「家にいる私がやらなきゃ」と、ひとりで全部こなそうとしてしまったかもしれません。

また赤ちゃんのお世話についても、同様です。
赤ちゃんが夜中に泣いたとしても、お互い育休中なので遠慮なくパパを起こせます。
お互いさまなんだから、遠慮は不要です!

そんなふうに育児や家事を分担しているからこそ、日々の赤ちゃんのささいな変化にも気づくことができます。
ひとり目は里帰り出産で、新生児期をいっしょに過ごせなかったパパにとって、それはとても貴重な経験になりました。

また、パパが仕事復帰を控えた頃、たった3ヶ月の休暇だったのに不安、と話していました。
育休からの復職がどんなに不安なことか、その想いを共有できたことも、共働き夫婦であるがるぼパパ・ママにとっては大切な経験になりました。

悪かったこと

育児を取ることによるネガティブ要因と言えば、やはり収入面ではないでしょうか。

働いていないのでもちろん給与は無給。(会社独自の制度がある場合などは異なります。)

ただし雇用保険から育児休業給付金が支給されます。
支給額は、ざっくり言うと以前の給与の67%程度。(半年以降は50%)
夫婦ともに育休を取ると、収入総額は結構な減額になります。

ただし、育休中は社会保険料が免除されるので、手取りでいうと単純にマイナス33%にはなりません。

不安な方は、会社の人事部に確認してみましょう。

まとめ

今回は、パパの育休について取り上げました。
パパ自身はどうしたいか、ママはどうしてほしいのか、事前によく話し合いましょう。

また、育休取得にあたっては会社の上司や人事部ともよく相談するようにしてくださいね。


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