妊婦体験
自宅でやってみよう!
目次
- 妊婦さん体験とは
- 実施方法
- ポイント
- まとめ
こんにちは、子育て支援チームのがるぼです。
助産師・保健師より、産前産後のお役立ち情報をお届けしています。
今回のテーマは”妊婦さん体験”です。
妊婦さん体験とは
妊婦さん体験とは、パパやその他の人が、お腹の大きな妊婦さんの状態を疑似体験すること。
以前は病院や役所の両親教室でよく実施されていましたが、コロナ禍で中止しているところが多いようです。
でも大丈夫!
ご自宅でも簡単に妊婦さん体験ができます!
ちょっとだけ妊婦さんの気持ちを理解できるかもしれない、妊婦さん体験。
ぜひご自宅でやってみませんか?
今日は助産師・保健師から、簡単な実施方法やポイントをお伝えします。
実施方法
手順は以下の3つだけです。
①ママに、妊娠前から体重が何キロ増えたか確認します。
②リュックサックに、体重増加分の荷物を入れます。
ペットボトルにお水やお米などを入れて詰めると、調整しやすいですね。
③リュックサックを前がけで着用します。
このとき、肩ベルトを緩めて重みを下へもっていくと、よりリアルですよ。
これで、疑似妊婦さんの完成です!
手順はとっても簡単ですね。
それでは、下記のような動作をやってみましょう。
- お風呂掃除
- 低い位置(ソファ下など)の掃除
- 階段の上り下り
- 足の爪切り
- 仰向けに寝て、首だけ持ち上げる(エコー検査の姿勢)
ポイント
実施するときのポイントをお伝えします。
①ママのお腹にいるのは、水や米ではなく、生きた人間です!
潰したり乱暴に扱ったりしてはいけません。
気持ちもママになりきりましょう。
②「意外とラクじゃん!」と思ったパパ。要注意です。
ママはこの状態が毎日、24時間続きます。
しかも重さは増すばかり。
そんな状態で合計40週も過ごすのです。イメージ力が大切ですよ!
③この状態でお仕事をしてみるのもオススメです。
ママもお仕事をされていれば、こんな状態なんだな、と少し共感できると思います。
なお、リュックを用意する際、防災リュックを使ってみるのもオススメです。
妊婦さん体験と、防災グッズの確認が同時にできて、一石二鳥ですよ!
まとめ
今日は妊婦さん体験についてご紹介しました。
妊婦さん体験は、ママの状況を知る良い機会です。
赤ちゃんの成長にあわせて、何度か実施してみても良いですね。
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