飲食物

出産に向けて

目次

  1. 出産に向けて
  2. 陣痛とは
  3. 出産時の準備
    • 飲み物
    • 食べ物
  4. まとめ

こんにちは、子育て支援チームがるぼです。
がるぼの助産師・保健師より、お役立ち情報をお送りします。

今回は、”出産時の食べ物・飲み物”というテーマです。

出産に向けて

妊娠中のママにとって、心配事や気になることってたくさんありますよね。
その中でも特に不安に思うのは、やっぱり分娩時のことではないでしょうか。

インターネットの情報や両親学級などで、なんとなくイメージはできるかもしれない分娩時の過ごし方。
今日はたくさんの分娩をサポートしてきた助産師より、食べ物・飲み物に焦点を当ててご紹介します。

陣痛とは

出産というと、陣痛の痛みに耐えながら産む、というイメージが強いのではないでしょうか。

でも、そもそも”陣痛”ってなんでしょう?

陣痛とは、1時間に6回または10分に1回、子宮が収縮と伸展運動を繰り返す運動のことです。

この運動は、妊娠中から赤ちゃんの動きに刺激されて少しずつ起こっています。
この収縮と伸展運動のために、妊娠中の子宮はそれ以前に比べて12.5倍も筋肉量が増えると言われています。

このマッチョな子宮が、スクワット10時間分と例えられるほどの陣痛を支えているのです。
驚きですよね。

出産時の準備

妊娠時の子宮の筋肉量は通常の12.5倍、陣痛はスクワット10時間分の筋肉の動き、と聞くと、出産がいかにハードなものかご想像いただけると思います。
それ故に、出産時にはエネルギー補給が大切。

どんな準備が必要でしょうか。

飲み物

激しい筋肉運動を伴う陣痛・出産。
脱水予防のためにも水分補給がとても大切です。

まずは病院側で飲み物を用意してくれるのか、自分たちで準備する必要があるのか、事前に確認しておきましょう。

自分たちで準備する場合、2リットルくらい用意しておくと安心です。
オススメはお水、麦茶、炭酸水など。
ママへのご褒美として甘い飲み物を用意してもOKですが、気持ち悪くなってしまう人も見かけますのでほどほどに。

また、分娩台で横になった状態で水分補給をすることになるので、ストロー付きのペットボトルの蓋を準備すると便利ですよ。

パパや家族が立ち会う場合、水分が足りなくなったときの購入場所も確認しておきましょう。

食べ物

次に、出産時の食べ物について。

陣痛に苦しんでる時にモノを食べられるわけないでしょ!と思うかもしれません。
もちろんそういうこともありますが、出産は10時間以上分娩室にいることも珍しくないもの。

体力を激しく消耗するので、長期戦に向けて食べ物も準備しておくと良いでしょう。

オススメは、横になった状態でも、片手で一口で食べられるもの。
また出産に必要なエネルギーを補給するためは、炭水化物や糖分が重要です。
果物やおにぎりなどを準備すると良いでしょう。

ママが好きなものを用意しておきましょうね。

余談ですが、よくパパがおにぎりを作ってくれた、という方を見かけます。
もちろん悪気はないと思うのですが、ばくだんおにぎりサイズで食べにくい、ということがしばしば。
ママが食べやすい、一口サイズで準備してあげてくださいね。

まとめ

今回は、出産時の食べ物・飲み物についてご紹介しました。

出産はスクワット10時間分と聞いて、ドキッとしてしまった方もいるかもしれませんが、大丈夫!
エネルギー源をしっかり用意して、出産に臨みましょう。

パパのサポートも大切ですよ!
 


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