消毒液
目次
- 乾燥の季節は感染症に注意
- 身近なもので消毒を
- ミルトンで消毒液を作ろう
- 消毒する場所
- 注意点
- まとめ
こんにちは、子育て支援チームがるぼです。
がるぼの助産師・保健師より、お役立ち情報をお送りします。
今回は、”身近なもので消毒液を作ろう”というテーマです。
乾燥の季節は感染症に注意
乾燥の気になる季節になってきましたね。
ママや赤ちゃんのお肌のケアにも注意したい時期ですが、もうひとつぜひ気をつけてほしいことがあります。
それは、感染症対策です。
例年、冬になるとインフルエンザやノロウイルスを中心とした感染症胃腸炎・食中毒が流行しています。
妊娠中のママや赤ちゃん、一緒に過ごすパパにも、ぜひ注意してほしいと思います。
身近なもので消毒を
感染症対策の一例として、身近なものの消毒があげられます。
実は、妊婦さんやママにとって身近なもので、簡単に消毒液を作れるって知っていましたか?
消毒液になる意外なもの、それは哺乳瓶の消毒でおなじみ、”ミルトン”です。
ミルトンで消毒液を作ろう
自宅の身近なものの消毒には、0.05%の塩素系漂白剤が有効と言われています。
この、0.05%の塩素系漂白剤、ミルトンなどの”次亜塩素酸ナトリウム”と記載のあるもので作ることができます。
ミルトンの場合、1%の次亜塩素酸ナトリウムになるので、消毒液として使用するには20倍に希釈するとOK。
つまり500mlのペットボトルだと、キャップ1杯分(25ml)のミルトンと水(475ml)で、ちょうど良い濃度の消毒液が作れるということになります。
ミルトン以外だと、ミルクポンも次亜塩素酸ナトリウムの消毒液なので使用可能です。
厚生労働省などのホームページでも、身近なものを使った消毒液の作り方が紹介されいてますよ。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000645359.pdf
消毒する場所
消毒液を作ったら、どのような場所に使用すると良いでしょう。
基本的には、手で触れる機会の多い場所を消毒すると良いとされています。
ドアノブやテーブル、テレビのリモコンなど、家族のみんながよく触れる場所を消毒するようにしましょう。
注意点
次に、消毒をする際の注意点をお伝えします。
- 消毒する際は換気する
- 噴霧(スプレー)はNG(拭き取るようにしましょう)
- 手指消毒には使わない
- 1回で使い切る(保管して使わない)
- ビニール手袋などで手を保護して使用する
- ミルトンなどの消毒液は子どもの手の届かないところに置く
- 金属の場合10分程度で水拭きする
- “次亜塩素酸水”は別物
また、過度な消毒をしすぎないということも大切です。
神経質になりすぎると、心も身体も疲れてしまいます。
消毒は朝1晩回ずつ、などとタイミングを決めて行うと良いでしょう。
なお、おう吐物の処理の際には、0.1%に希釈した次亜塩素酸ナトリウムで消毒を行うようにしましょう。
まとめ
今回は、身近なもので作れる消毒液についてご紹介しました。
そのほか、手洗いうがいももちろん大切です。
神経質になりすぎない程度に、感染症対策を行っていきましょうね。
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